こんにちは。行政書士の足立です。
【風俗営業許可の費用】っていくらがかかるの?
なんて質問をうちの事務所のHPを見たお客様から聞かれることがあります。
当然HP上に記載してあるんですけど、風俗営業許可は面積や地域によっては出張費なんかも発生するので
一概に『○○円です!』とは言えないところ…
そういう訳で本記事では以下のケースを前提に風俗営業許可に必要な費用を紹介したいと思います。
某都市でキャバクラ(風俗営業1号許可)を始めたいAさんが行政書士事務所に依頼した
風俗営業許可の中ではポピュラーな依頼ですね。
警察や役所に支払う手数料は絶対に必要
見出しの通りです行政書士に依頼しようがしまいが警察と役所に支払う手数料は絶対に必須です。
以下の通り。
飲食店営業許可(保健所)…16,000円
風俗営業許可(警察)…24,000円
上記の金額は絶対に必須です。ただ保健所に支払う金額は自治体によって多少は差があるようですが、大きくは変わりません。
またこれに加えて必要書類に取得費が多少かかります。
【2020年最新版】風俗営業許可を最短で取得する方法でも紹介している通り書類がたくさん必要なので大体3,000~5,000円程度です。
なので合わせると最低でも40,000~45,000円程度は費用が掛かります。
では次は行政書士に依頼した場合の報酬額を紹介します。
行政書士事務所10社の料金を比較してみた結果
下記の表と通り当事務所を含む10社の報酬を比較しました。
ちなみに対象となっている事務所はGoogleで『風俗営業許可 行政書士』で検索して出てきたものを上から順に選出しました。
※下記の金額には警察署と保健所の手数料は含まれておりません。純粋な行政書士報酬です・
行政書士事務所名(仮) | 飲食店営業許可 | 風俗営業許可 | 追加料金 |
A行政書士事務所 | 30,000円 | 150,000円(30㎡まで) | 1,000円/㎡ |
B行政書士事務所 | 27,000円 | 162,000円(100㎡まで) | 別途相談 |
C行政書士事務所 | 40,000円 | 298,000円 | なし |
D行政書士事務所 | 45,000円 | 198,000円(69㎡まで) | 2,000円/㎡ |
E行政書士事務所 | 記載なし | 200,000円~ | なし |
F行政書士事務所 | 20,000円 | 126,000円 | なし |
G行政書士事務所 | 40,000円 | 200,000円 | なし |
H行政書士事務所 | 記載なし | 9,000円/㎡ | なし |
当事務所 | 20,000円 | 200,000円/60㎡まで | 3,000円/㎡ |
飲食店営業許可は20,000~45,000円と大きな差は出ませんでした。
しかし風俗営業許可は最安値が126,000円。最高値が298,000円と大きな差が発生しました。
個人的に126,000円は安すぎるかな…と思います。依頼を受ける側からすると労力に見合わないです。
依頼する側からすると報酬が高すぎるなんて思うかもしれませんが、風俗営業許可申請は本当に大変なんです。許して下さい。
結局どこに頼めばいい?
実際に風俗営業許可を依頼する場合はGoogleで『風俗営業許可 ○○県』と検索して行政書士を探す場合が多いかと思います。
他県の行政書士に依頼すると交通費が別途かかってしまうので、近場の行政書士に依頼するのがベストでしょう
あと依頼する際のポイントしては依頼後、すぐに店舗調査に来てくれるかが重要です。
大半のお客様が『一日でも早くオープンさせたい!』と思ってるのでスピードは大事です。
すぐ来ない場合は、あまり経験がなくて調べてから来てるのでは?と疑ってしまいます。
本記事がこれから風俗営業許可を取得する方の参考になれば幸いです。ありがとうございました。